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HTML要素 辞書 by Sentaro

<area>

イメージマップの領域(Area)を定義する要素です。クリック可能な領域とリンク先を指定します。

info

概要

<area> 要素は、**<map> 要素内でのみ**使用され、イメージマップ(画像上の特定の部分をクリック可能にする機能)におけるクリック可能な領域を定義します。
この要素自体は閉じるタグを持ちません。必須属性の shapecoords で領域の形と座標を、href でリンク先を指定します。

play_circle

デモ (静的表示 - イメージマップの構造)

HTML (Source)
<!-- <img>タグに usemap="#mapname" を指定 --> <img src="image.png" usemap="#examplemap" alt="領域デモ画像" width="150" height="150"> <map name="examplemap"> <area shape="rect" coords="0,0,75,75" href="link1.html" alt="左上の領域"> <area shape="circle" coords="112,112,38" href="link2.html" alt="右下の円"> </map>
Preview (Result - 表示領域)
領域デモ画像 左上の領域 右下の円
info
注: プレビュー領域では <area> 要素のクリック領域自体は通常不可視のため、デモは視覚的な表現ではなく、その構造を示すコードと表示された画像で構成されます。実際のクリック領域はブラウザ上で画像に重ねて機能します。
list

属性 (Attributes)

属性名 説明
shape 領域の形状を指定します。必須属性です。
rect: 長方形 (矩形)
circle: 円
poly: 多角形 (Polygon)
default: 画像全体(他の領域に重ならない部分)
coords 領域の座標を指定します。shape の値によって必要な座標数が異なります。必須属性です。
rect: x1, y1, x2, y2
circle: center_x, center_y, radius
poly: x1, y1, x2, y2, ..., xn, yn
href リンク先のURL。省略するとクリックしても何も起こりません。
alt 領域の代替テキスト。リンク先のコンテンツを説明します。アクセシビリティに必須です。
target リンクをどこで開くかを指定します (_self, _blank など)。
rel リンク先ドキュメントとの関係性を示します(noopener, noreferrer など)。
code

実用例 (座標の指定)

1. 長方形の領域 (rect)

<!-- 始点(10,10) から 終点(110,60) までの長方形 --> <area shape="rect" coords="10,10,110,60" href="page1.html" alt="長方形のエリア">

2. 円の領域 (circle)

<!-- 中心(50,50)、半径(40) の円 --> <area shape="circle" coords="50,50,40" href="page2.html" alt="円形のエリア">

3. 多角形の領域 (poly)

<!-- 3点の座標 (三角形) --> <area shape="poly" coords="100,50,150,150,50,150" href="page3.html" alt="多角形のエリア">
lightbulb

知っておくべき重要事項

warning
レスポンシブデザインへの対応
<area> 要素の coords はピクセル単位で指定するため、画像がリサイズされるとクリック領域がずれる可能性があります。レスポンシブなイメージマップを実現するには、CSSやJavaScriptでの調整が必要です。現代のWeb開発では、複雑なイメージマップよりも、画像の上に透明な <a> 要素を重ねる手法が推奨されることが多いです。
accessibility_new
アクセシビリティ
**必ず alt 属性を指定してください。** 視覚障碍者がスクリーンリーダーを使用する場合、この alt 属性がリンク先の内容を理解するための唯一の情報源となります。また、キーボード操作で移動できるように、href 属性を省略しないでください。
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